骨隆起がある!?|名古屋市南区の歯医者|こぎそ歯科医院

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骨隆起がある!?

骨隆起とは、歯茎や顎の骨にみられる白いこぶのようなものです。

骨隆起部分の歯茎が薄くなっており、こぶが薄っすらと見えるので、その部分が白っぽくなっていることから気づく方が多いですが、痛みもないのであることにすら気づかない方もいます。
骨隆起の原因は詳しくはわかっておらず、何が原因でできてしまうのかはっきり明確には分かっていません。
ですが歯ぎしりや食いしばりなどの影響が大きいのではないかと言われています。歯ぎしりや食いしばりは、とても強い力が歯茎や骨に加わるため、歯茎や骨を守るために、接触する部分が過剰発達をしてできたものだと言われています。
そのため原因は歯ぎしりや食いしばりの可能性が高いといわれています。


骨隆起の特徴と対処法

硬い出っ張りがある
腫瘍などが歯茎にできていても、ぱっと見で骨隆起かを見分けるのは難しいですが、腫瘍の場合は柔らかいのが特徴で、逆に骨隆起の表面は粘膜ですが、中身は骨なので触ると硬いという特徴があります。

コブが大きくなる
骨隆起ははじめ小さいできもののようですが、時間が経つにつれて徐々に大きくなり、ある一定の大きさになったら止まるか、少しずつ大きくなるかのどちらかで、自然に小さくなることはありません。

触っても痛くない
口腔内に腫瘍ができていると、中で炎症が起きているので触ると痛みがありますが、骨隆起は炎症が起きているわけではないので、痛みはありません。しかし、硬いものを食べて骨隆起に当たって痛むことや、入れ歯が骨隆起部分にあたって痛みがでることはあります。


骨隆起の予防法
歯茎にかかる力を軽減することで、骨隆起を予防することができます。歯ぎしりや食いしばりは、就寝時にマウスピースを装着することで歯茎にかかる力を軽減できます。マウスピースは樹脂でできていて、歯ぎしりや食いしばりなどの強い力から歯や歯周組織を守ります。

骨隆起を切除
特に問題がなければそのままで大丈夫ですが、大きくなりすぎて支障をきたす場合は切除することもできます。骨隆起は、局所麻酔で比較的簡単な手術で取り除くことができます。
切除方法は、患部を切開し専用の器具を使い切除します、切開した場所を縫合します。
術後は比較的痛みや腫れなどは少ないと言われています。
治療は保険が適用されます。

骨隆起は大きな病気ではありませんが、様子を見て何らかの支障がある場合には除去することをおすすめします。よくあるのは、入れ歯を設計する際にどうしても金具などが当たってしまう場合などです。

ストレスや疲れを取り除くことで、歯ぎしりや食いしばりの軽減にもつながります。大きくなる前に歯ぎしりや食いしばりを改善しましょう。

上:健康な歯茎
下:骨隆起が見られる歯茎

心当たりのある方や心配な方は、お気軽にご相談くださいね🦷