何度も通院が必要なのには理由がある!?|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

名古屋市南区大磯通 5-4-1

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何度も通院が必要なのには理由がある!?

歯医者って何回も通院しなくちゃいけない… 
治療費もかかるし…
なるべく一回でまとめて治療してくれないかしら…
と思っている方も多いと思います。


歯科は医科と違い、投薬だけで直せる治療がほとんどなく、歯を削ったり、神経の治療をしたり、詰めたり、歯型を採り被せたり、外科的な処置をしたり…
と手間のかかる処置が非常に多いです。
これらすべての治療は段階をふまないと次に進めないのです。



むし歯処置の箇所が多ければ、そのぶん回数や時間を要することとなります。


例えば“むし歯“と言っても、
むし歯の進行の度合いにより、治療内容もそれぞれ違います。




むし歯が初期の段階ならば、削ってその場で詰めて1回で処置が終わる場合もあります。





むし歯が大きく神経まで達していると被せ物をつくる前に神経の処置が必要になります。神経が入っている管(根管)の消毒は丁寧に行う必要があります。
なぜかというとこの神経の処置をきちんとやらないと、菌が残り、再び外部からの感染、再治療や最悪の場合抜歯になってしまいます。
そのため複数回の通院が必要となるのです。




複数のむし歯を一度に治療することができるのではないか?
一本のむし歯を治療するためにも歯肉や神経組織の状況、噛み合わせを見ながら診療しないといけません。
むし歯の部分だけでなく、口腔内全体の噛み合わせを考えながら治療していきますので、上下で噛み合う歯や多くの歯を一度に削ると噛み合わせへの影響も大きくなってしまうのです。
そのため、むし歯が複数ある場合も、噛み合わせを見ながら一本ずつ治療していくことが大切です!


何度も通う理由には、保険診療のルール!?
みなさんが歯科医院でむし歯の治療をする際ほとんどの方が保険制度を使用した治療だと思います。その保険診療には細かいルールがあり、それに忠実に治療を行うと、1回の通院でできる治療には限りがあります。
これは、日本国民たくさんの方に平等に医療を提供するためには仕方ないことなのです。
歯石を取るにも保険上のルールがあります。
歯ぐきから上の見える部分の歯石を取って、どのように変化したかを検査をする。そして問題があれば歯ぐきの中の歯石を取っていくなど、保険上のルールで、治療の進め方も決められています。



治療途中だけど、忙しくて通院できない…
という方もいらっしゃるかと思いますが治療途中の歯はとても不安定で、放置することによって、治療前よりも状態が悪化してしまう場合もあります。
もし既に中断している場合は、できるだけ早めに歯科医院へ行かれることをおすすめします🦷

歯科の病気の特性として、自然に治るということがありません。

どうしても忙しくて通院できない場合や、この日のこの時間にしか来院できない、いつまでに治して欲しいなどのご要望がある場合は是非ご相談ください。

出来る範囲内での治療を一緒に考え、お一人おひとりに寄り添った医療をご提案、ご提供いたします。