妊娠中の歯科治療について|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

名古屋市南区大磯通 5-4-1

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妊娠中の歯科治療について

妊娠中の歯科治療は、母体やお腹の赤ちゃんへの影響が心配な方が多いと思います。
とはいえ症状を我慢したり、お口の悩みを一人で抱え込む必要はありません。
妊娠中または妊娠の可能性がある場合には、その前提のうえで歯科治療を行うことができるのです。

※妊娠中または妊娠の可能性がある場合には、必ず事前にお申し出ください。

お母さまや赤ちゃんへの健康・安全に最大限配慮した診療を行いますのでご安心ください。
ハミガキの際に吐き気がするなど、妊娠中特有の症状への対処や予防法なども出産経験のある歯科衛生士よりお伝えすることも可能です。
お身体に無理のない範囲で、お気軽にご相談いただければと思います。

🦷どんな治療が受けられるの?
 妊娠中も可能な治療と治療が可能な時期につきましては、あくまで目安です。この時期であれば通常は無理なく治療を受けていただけますが、それ以外の時期に強い症状が現れた場合にも我慢せずにご相談ください。

⚠️よく質問をうける3つの心配ごと⚠️
【レントゲン撮影】
歯科で使用するレントゲン撮影は、顎まわりの撮影に留まります。
被ばく量もごく僅かであり、防護エプロンを使用すれば胎児への影響はないとされています。
必要のない撮影はいたしません。

【麻酔】
歯科で使用する麻酔は一般に局所麻酔であり、少量であるため、胎児への影響はないとされています。
なお、麻酔成分が胎盤を通過することはありません。肝臓で分解され、尿と一緒に排出されます。
むしろ、痛みを我慢するストレスの方が、胎児への影響が大きいと言われています。

【お薬】
抗生剤は、胎児の影響に健康及ぼすことがあるため、原則として使用しません。
鎮痛剤は、痛みを我慢することのストレスが大きい場合に限り、安全性の高いものを使用します。

妊娠中に歯が痛い!妊婦さんが起こりやすいお口のトラブル

むし歯や歯周病
妊娠中は、お口がむし歯や歯周病が発生・進行しやすい環境に!!
よく耳にする【妊娠性歯周炎】とは
ホルモンバランスの変化、つわり・吐き気によりセルフケアができない、食事量・回数の増加などによって起こる歯周炎のことをいいます。

親知らず
妊娠中は、歯茎が炎症を起こしやすい状態で、これまで問題なかった親知らずが、妊娠を機に痛みだしたり、歯茎が腫れたりといったことが起こります。

妊娠中は、女性ホルモンの分泌量が増加し、お口の中で炎症が起こりやすくなります。これらさまざまな要因が重なり、このようなむし歯や歯周病、さらには親知らずの痛みなどの口腔トラブルが起こりやすくなります。

【妊娠中=口腔トラブルが起こりやすい】ということを知っておくことで妊娠の予定がある段階から定期検診に通い始めたり、ご自宅でのセルフケアに努めたりと、さまざまな対策をすることができます🦷

上記で述べたように妊娠中の歯科治療は可能ですが、歯科治療が必要にならないように予防に取り組むことが1番大事です😊
妊娠期間中に「お口のトラブル」に悩まされないよう、妊娠前から口腔環境を整えておきましょう。

当院は名古屋市が実施している妊産婦検診【妊産婦歯科診査】の協力歯科医療機関です。

産前はもちろん、産後も安心の保育士による託児サービスもございます。是非ご利用ください👶