前歯がむし歯になって黒い、欠けている…
前歯は、お顔の中でも特に目につきやすいところです。
そんな前歯がむし歯で黒くなってしまったり、欠けてしまうと、喋ったり笑ったりするときに気になりますよね。
相手に与える印象も変わってしまいます。
前歯がむし歯になったときには、できるだけ早く受診することをおすすめします😊
セラミックで治療されることは、おすすめです🦷
前歯のむし歯の治療法
むし歯が小さい場合
むし歯部分を削り、白い材料で埋めて治療します。
保険診療の場合には、コンポジットレジンという歯科用プラスチックで埋めます。
白い材料で目立ちにくく、治療後すぐは詰めたかどうかもわからないくらいです。
ですが、数年で劣化・変色は進みやすくなります。
むし歯が大きい場合
むし歯が進行している場合には、むし歯部分を削った後、型取りをして被せ物をつくる方法があります。
保険診療の場合は歯科用プラスチックや金属を使った被せ物になります。多くは見える部分が白く裏側が金属です。
自費診療の場合は主にセラミックを使った被せ物になります。
神経にまで進行している場合には、被せ物を取り付ける前に神経の治療(根管治療)が必要になったり、歯を補強するために土台を入れる処置が必要になったりします。
保険の前歯の差し歯のデメリット
前歯のむし歯を治療するときは、保険診療でも歯科用プラスチックを用いて、ある程度は見た目の白さが維持されます。
ただし被せ物の場合には裏側に金属を使用しますし、歯科用プラスチックも優れた材料とは言い難い点があります。
※セラミックと比べて劣化が早い
※変色しやすい
※汚れが付着しやすく、二次う蝕(むし歯の再発)や歯周病の原因になることがある
※金属が溶け出し、歯茎の黒ずみの原因になる
※金属アレルギーのリスクがある
以上ようなデメリットがあることも、きちんと理解しておく必要があります。
メリットももちろんあります。
保険の場合は費用が抑えられること、2年経過後は、やり直しの場合でも再度保険を利用できるなど。
メリット、デメリットを理解した上で決めることが大切です😊
見た目だけではない!
セラミック治療の特長
保険の差し歯では再現できない透明感や色合い
ご自身の歯を鏡で見ていただくと分かりますが、本来天然歯は根元から先端まで全く同じ色をしているわけではありません。色のはっきりしたところと薄いところがあります。
セラミックは、歯科用プラスチックでは出せない、天然歯に近い透明感や色合いを出すことが可能です。
保険の差し歯の数倍長持ちする
保険の差し歯の場合、その寿命は2年から5年ほどと言われています。
保険の差し歯は変色しやすいため審美的な意味で3年もすると「新しいものに交換したい」と感じられることが多くなります。
一方、セラミックを使用した場合、機能的な意味でも、審美的な意味でも、5~10年は持ちます。中には15年、20年とご使用になる患者さまもいらっしゃいます。
前歯のむし歯を予防するには!?
そもそも前歯のむし歯にならなければ、保険診療で治そうか、自費診療で治そうかと考える必要もなくなります。
体質的に虫歯になりやすい・なりにくいということはありますが。ぜひ気をつけていただき、前歯のむし歯ゼロを目指しましょう🦷
名古屋市南区
こぎそ歯科医院
歯科医師
小木曽太郎