むし歯予防は生まれた時から始めよう🦷
“授乳“と“むし歯“のリスクとは!?
母乳を与える年齢や与え方によってもむし歯のリスクは変わります。
子どもの頃もはもちろん、大人になっても歯科治療はどうも苦手という方は多いのではないでしょうか?
その中でもむし歯は、赤ちゃんが誕生し、必要不可欠な栄養を摂取する時期からそのリスクが存在しているのです😭
この時期からの予防によっても今後のむし歯との付き合い方が変わってきます。
赤ちゃんには必要不可欠な“母乳育児“によるむし歯。
毎年1~3歳の小集団の子どもたちがむし歯になり、その原因のひとつに「母乳育児」があります。
※その他にもお砂糖を加えた食事や不十分なハミガキも含まれます。
母乳
栄養として母乳のみ【完母】の赤ちゃんは、口腔内の環境と歯を保護する特性を備えた「完全食」といえます。
ですが人間のミルクである母乳は、牛のミルクよりも甘いのをご存知ですか?
牛乳と同様、この甘さは「砂糖乳糖」によるものです。
母乳は牛乳に比べて乳糖がわずかに多いため、母乳育児がむし歯を引き起こす可能性があると言われています。
しかし、乳糖は重要なエネルギー源であり、脳の発達も促進します。
乳糖によるむし歯の原因は、ショ糖、ブドウ糖、果糖などと比べる低く、母乳がむし歯を引き起こすという明確な科学的証拠はいまのところありません。
母乳育児
母乳育児をする母親の割合は時代とともに変化し、近年は減少傾向です。
母乳と口腔の健康
母乳は牛乳のようにむし歯のpHを低下させず、エナメル質を脱灰しないこともわかっています。
母乳育児とむし歯の関係
一歳未満(離乳食がはじまり、まだお砂糖などが少ないころ)の母乳育児の赤ちゃんは、むし歯のリスクは低いと思われます。
ですが、二歳以降になりお砂糖入りの食事やおやつ、ジュースなどを摂取するようになった以降にまだ母乳を飲んでいる場合には、むし歯のリスクが高くなります。
(※あくまで、口腔内環境やむし歯のリスクのみのお話しです。)
それはなぜかというと上で述べたようにニ歳頃になるお子さまは母乳と食事とを組み合わせている状況と考えられます。
通常の食事に加えての頻繁な母乳育児が行われることで、むし歯のリスクが高まります。
うちも実際、一歳七か月頃まで母乳を飲んでいました。しかしこの頃には、朝昼夜は通常の食事、夜寝るときに母乳…というよくあるパターンです。
夜のハミガキ後におっぱいを吸いながら寝る😪←これがむし歯のリスクを高めます。
夜寝かしつけの前にきちんとハミガキはするけど…飲まないと寝れない…二歳といっても、まだまだ赤ちゃん。赤ちゃんにとってはママのおっぱいが安心材料、心の休息になっています(赤ちゃん)
決してむし歯になるからやめてくださいというわけではありません🦷
知ってほしいのは、むし歯のリスクがあるため注意してください⚠️
むし歯にならないために、ハミガキはしっかり行いましょう🪥
フッ素入りの歯磨き粉を使うようにしましょう😊
早めに(歯が生えたら)歯科医院を受診して、定期的に診てもらいましょう🦷
むし歯には多くの原因が、あります。
※むし歯菌の移行
※不十分なハミガキ
※フッ素塗布の有無
そのなかでも最も有効なのがフッ素入りの歯みがき粉の使用です。
チェックアップジェルのバナナ味はフッ素500ppmとなっており、1歳前後からの塗布が可能です😊
ジェルタイプで塗りやすく、とどまりやすい、うがい不要で赤ちゃんでも安心して使っていただけます😊
なんといってもバナナ味が美味しいようでうちはペロペロと塗ったそばから舐めてました🍌
飲み込んでしまっても身体に害はありません🪥
1日2回ハミガキをして、塗布しましょう🪥(ガーゼでぬぐうも可)
朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんの3食以外でのお砂糖の摂取をできる限り控えるようにしましょう。
妊産婦さんには是非歯科医院もしくは管轄の区の保健センターなどで栄養士さんや歯科衛生士さんから積極的に情報収集をしてもらいたいと思います。
当院では、産後も安心の保育士による託児サービスを行っております😊
お母さんのお口のことだけでなく、母乳育児や離乳食等でお困りのこと、お気軽にご相談ください✨
朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんをしっかり食べて、おやつは甘いもの(チョコ、あめ、ラムネなど)やジュースではなく、足りない栄養を補うもの(やきいも、おにぎり、フルーツなど)と考えるといいかと思います。
お子さまが最初の歯が生えてくる生後6ヶ月ごろから朝晩に推奨量のフッ素入り歯磨き粉を使ったハミガキを🪥そして歯科医院の受診をおすすめします。
名古屋市南区
こぎそ歯科医院
歯科医師
小木曽太郎