プロ野球のドラフトで入団する選手が歯科検診を受けることを知っていますか?
歯をしっかり噛みしめることで、普段より大きな力が発揮できるのです。
そのため野球選手などの一流のアスリートは歯のケアを大切にしています。
噛むために必要なのはアゴの筋肉だけではありません。
首筋、胸、背中にある12種類の筋肉を全て使って動かします。
歯がしっかりと噛み合い、身体に力が入り、重いものでも持ち上げられるようになります。
最大限の力を発揮することができます💪
そして体を鍛えることで噛む力が高まるという研究データもあります。
歯がなくなると、身体のバランス感覚の低下を招きます。
はっきりとした因果関係は明らかにされていませんが、入れ歯を入れていると歩幅が広く、歩く速さも早くなってリズムも安定すると言われています。
歯並びが悪いとバランスが悪くなる
顎の関節の近くにある【三半規管】は体の平衡感覚を保つために重要な役割をしています。歯並びや噛み合わせが悪い場合やむし歯がある場合、顎の噛みしめる筋肉に左右差ができてしまい、顎の筋肉のバランスが崩れ、身体全体のバランスも崩れてしまいます。それにより重心のズレが生じます。スポーツをする上でバランス感覚は重要であるため、歯並びの悪さがスポーツにおけるパフォーマンスの低下につながってしまうのです。
噛み合わせが狂うと身体の不調につながる
むし歯や歯周病などが原因で噛み合わせが変わってしまうと、顎の筋肉はなんとかしようと無理をして、バランスを崩します。それにより顎の周囲にある組織にも影響し、顎関節症や肩こりや頭痛などといった症状を引き起こします。
集中力の低下につながる
噛むことは脳へ刺激を与え、集中力を高めます。お口の中がむし歯や歯周病があることで痛みや違和感が生じてしまい、そちらに気がとられスポーツに集中することができなくなります。
食いしばることができない
スポーツをするときには力を発揮するため食いしばります。食いしばる力は奥歯で平均何十kgとかかり、最大で100kgの力がかかるといわれています。しかしむし歯や歯周病がある状態では、健康な方と比べて、歯や歯周組織がもろく思うように食いしばることができません。
食いしばったはずみで歯が欠けたり折れたりすることもあります。
踏ん張りが効くというのは、いろいろなスポーツにおいて素晴らしいパフォーマンスを行うために大切なことです。
スポーツを行なっている方は今一度お口の健康に気を使ってみるとよいかもしれませんね😊
もしかすると良い成果を出すことができるかもしれません!
当院ではスポーツマウスピースの作製も行っております。
むし歯や歯周病のある方は適切な治療で噛み合わせを改善のうえ作製いたします。
どうぞお気軽にご相談ください♪