歯の数が足りない先天性欠如とは!?
10人に1人は大人の歯が生まれつき少ない先天性欠如と言われています🦷
ビックリして不安や心配になる保護者の方が多いと思いますが、珍しいことではありません。
先天性欠如とは、生まれつき歯が欠損して本来の本数より少ない状態のことをいいます。
レントゲン写真を撮ることで、顎の骨の中にきちんと大人の歯があるかどうか確認することが出来ます。
当院では、大人の歯の先天性欠如の有無を早期に発見できるよう、7歳までにパノラマX線写真を撮影することを推奨しています。
ちょうど年長さんくらいになって
前歯がグラグラした頃、
歯医者さんでレントゲン写真を撮ることで、
グラグラした歯の永久歯がどこまできているのか。
あとどれくらいで抜けるのか。
を診断するだけでなく、大人の歯の数を確認することもできます😊
意外と前歯が歯医者さんに行かなくてもスムーズに抜けている場合にも、小学校入学のタイミングで一度レントゲン写真を撮りにいくといいかもしれません🦷
歯と歯の間のむし歯は目で見て確認することが出来ませんので、レントゲン写真をとることで見つかることもあります。
レントゲンの危険性は!?
レントゲンと言われると放射線被曝を心配される方も多いと思われます。
シーベルト(Sv)と言う言葉をよく耳にしませんか!?
Syとは生体の被曝による影響の大きさを表す単位です。
日本で暮らしている間に自然界から受けている放射線量は年間1.5ミリSvと言われ、かなり少ない量です。放射線によるガンなど悪性腫瘍の過剰発症は年間100ミリSvを越えなければみられないといわれています。
歯科のレントゲン撮影について
パノラマ(お口全体を撮影)では1回の撮影で0.04ミリSV。
デンタル(局所3-4歯を撮影)では同様に0.02ミリSvであり、さらに微量です!
治療に必要なレントゲン撮影は安心して受けていただければと思います。
※実際撮影時は防護用エプロンをおかけします!
さらに当院導入のレントゲン装置は、
定電圧の直流方式により、交流方式と比べ、人体に吸収されやすい軟✕線の発生を抑えることができます。
どうぞご安心ください、気になることがある場合にはお気軽にお声掛けください😊
歯科医師
小木曽太郎