磨き残しが多いところはどこ!?右利きの人は右に汚れが多い!?|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

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磨き残しが多いところはどこ!?右利きの人は右に汚れが多い!?

磨き残しが多いところはどこだろう?

歯科医院でクリーニングを受けたときに、
「磨けていない部分がありますね」
と言われたことはありませんか?

毎日ちゃんと歯を磨いていても実は磨けていないところが多くあります。

磨き残しが原因でむし歯や歯周病になります。

磨き残しが多いところやハミガキのコツをお伝えします😊

ハミガキの目的

ハミガキの目的は
【歯垢(プラーク)を落とすこと】です。

歯垢(プラーク)とは、細菌の塊でなんと1gにおよそ100億~1,000億の歯周病菌あるいはむし歯菌がいると言われています🦠

磨き残しがあることで、むし歯や歯周病のリスクを高めています。

さらに歯垢(プラーク)が発酵することによりガスが発生し、口臭の原因になります。

歯垢は水に溶けにくく、
うがいだけでは落とすことができません。

粘っこい汚れです、わかりやすく例えると排水溝の汚れです。
水で流すだけでは取れずたわしなどでゴシゴシこすらないと汚れはとれません💦

そのため歯の場合には、ハブラシで物理的に落とす必要があります。

磨き残しが多いところとは!?

磨き残しが起きやすいのは、【利き手側の歯の裏側】です。

つまり右利きの人は右側、左利きの人は左側に磨き残しができます。


磨き残しが起きやすいところは意識しながらハブラシをあてましょう。
それぞれ磨き残しが起こりやすいところと磨き方についてのポイントをお伝えします🪥

歯と歯の間

歯と歯の間を磨くときは、ハブラシを小刻みに動かしましょう。
歯と歯の間は毛先が届きにくく、ハブラシだけでは落とすことは難しいです。
ハブラシと併用してフロスや歯間ブラシを使用することをおすすめします。
使用方法はお気軽にお尋ねください。

奥歯の溝

奥歯のかむ面の溝はハブラシが届きにくく、歯垢がたまりやすい場所です。
ハブラシを大きく動かしたり、力を入れて磨いたりすると上手く落とすことができません。
毛先をあてることに意識して、小刻みに動かして磨きましょう。
力まかせは逆に磨き残しの原因になります。

力加減についてはお気軽にお尋ねください😊


歯と歯ぐきの境目

歯と歯ぐきの境目は歯周ポケットと呼ばれる溝があり、歯垢がたまりやすい場所です。
むし歯だけでなく歯周病のリスクが高くなります。
歯と歯ぐきの境目に、ハブラシを斜め45°にあてて小刻みに動かしましょう。
強い力で磨くと歯ぐきを傷つけてしまうため、優しい力で磨きましょう。

ハミガキをして出る出血は、悪い血だと思って優しい力でハミガキを続けてください🪥
痛みや出血が1週間以上続く場合は歯科医院を受診しましょう🦷

奥歯の後ろ

奥歯の後ろはハブラシが届きにくく、歯垢がたまりやすいです。
大きなヘッドのハブラシでは奥歯の後ろまで届かないことがあります。
小さなヘッドのハブラシや、毛束が1つになっているタフトブラシを使うのもおすすめです。
ハブラシの先端部分の毛先をあてるようにしましょう。
ハブラシの種類はお気軽に歯科衛生士にお尋ねください😊
あなたにピッタリのハブラシをおすすめします✨

前歯の裏側

前歯の裏側はへこんでいる所やカーブしている所もあるため、磨き残しが多い部分になります。
そのためハブラシを横にして磨くと毛先が届きにくいです。
前歯の裏側を磨くときは、ハブラシを縦にして上下に動かしましょう。
ハブラシのあて方、動かし方はお気軽に歯科衛生士にお尋ねください😊


歯磨きのコツとは!?

最後に歯磨きのコツについてご紹介します。

軽い力で磨く

力が強いと毛先が広がり、歯垢を除去できなかったり歯ぐきを傷つけたりする可能性があります。
ハブラシをすると歯ぐきが痛い、歯がしみるといった場合は力を入れすぎているかもしれません。
毛先が広がらない程度にあてることを目安に、軽い力で磨くようにしましょう。

小刻みに動かす

ハブラシを大きく動かすとあたらない部分があったり、お口の中全体にハブラシが触れたりすることで磨いた気になってしまう方も多いです。
ハブラシは1歯ずつあてて小刻みに動かしましょう🪥

磨く順番を決める

ハミガキの時間が長くても、ハブラシがあたっていないと磨けていないことになります。
そのため磨く順番を決めておくと磨き残しを減らすことができます。

例えば、左下の裏側から右下へ移動し、そこから右下の表から左下、上の歯に移動して左上の表から右上の裏へなど一筆書きのようにすると良いですよ😊


歯間ブラシ・フロス・タフトブラシを使う

歯ブラシだけで取り除ける歯垢は約60%と言われています。
むし歯・歯周病を予防するには歯垢除去率を80%以上にするとよいでしょう😊

ハブラシが届きにくいところには歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシを使用すると効率よく歯垢を除去することができます。

名古屋市南区にある、こぎそ歯科医院では積極的に歯磨き指導を行っています😊

今回は磨き残しが多いところと、歯磨きのコツについてご紹介しました。
磨き残しが多いところは、歯と歯の間・奥歯の溝・歯と歯ぐきの境目・奥歯の後ろ・前歯の裏側です。

それぞれに適した磨き方で歯垢をしっかり落とすことが大切です🦷

お一人おひとりお口の中の状態は異なります。
当院では、患者さまお一人おひとりに合ったハミガキの仕方を丁寧にお伝えしています。

「きちんと磨けているか気になる」「フロスの使い方がわからない」などお悩みやご不明点があればお気軽にご相談ください。


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