歯科医院の麻酔は子供でも安全なの!?何歳から?|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

名古屋市南区大磯通 5-4-1

トピックス TOPICS

歯科医院の麻酔は子供でも安全なの!?何歳から?

お子さまはむし歯ができやすく、進行具合によっては麻酔治療が必要となることがあります。

しかし、小さなお子さまへの麻酔は「本当に安全なの?」と不安になりますよね。

今回は歯科医院でのお子さまの麻酔について、安全性や種類についてお話しします。

歯の治療で子供に麻酔を使っても大丈夫?

小児歯科では基本的に麻酔なしでの治療を行います。

軽度のむし歯であれば神経を刺激しないため、麻酔を使わなくても痛みを感じません。

ですが、神経近くまで進行した重度のむし歯は、麻酔なしでの治療はできないほどの痛みを伴います。

多くの歯科医院では小さなお子さまの場合、進行止めのお薬を塗布し、麻酔が使える年齢になるまで様子を見ることがあります。

小学生などある程度の年齢になれば、麻酔を使った治療を提案する歯科医院が多いのではないでしょうか。

麻酔は何歳からOK?

麻酔は0歳から投与できると言われていますが、小さな体には麻酔が負担になることもあるため、
おすすめはできません。

また、麻酔を使えば治療中に痛みを感じない反面、多くの歯科医院で使用する“局所麻酔”は注射による痛みがあります。
その痛みに耐えられず暴れてしまうお子さまも多く、基本的には進行止めで対処します。

最低でも多少の痛みに耐えられるようになる、6歳頃までは麻酔は使わない治療が理想だと思います。

麻酔が必要になる前に歯科医院へ来院し、治療を始めるのが最も良い方法なので、ぜひ定期的な検診を習慣化してください。

そしてなにより定期検診や定期的なフッ素塗布、ブラッシング指導によりむし歯を予防することがとても大切です🦷

歯科医院での麻酔は、
子どもに危険・デメリットとは!?

多くのお子さまは歯科医院で初めての麻酔を経験します。
麻酔特有の感覚が苦手だったり、麻酔が体質に合わなかったりと様々なデメリットや危険性が考えられるでしょう。

お子さまへ麻酔を使用する際は、これらを理解した上で行うのが大切です。

麻酔の注射が痛い

多くの歯科医院では、むし歯治療の際に注射器で麻酔を歯茎に注入します。
歯茎に針を刺すため当然痛みがあり、ここで歯科医院が嫌いになるお子さまも少なくありません。

当院では麻酔注射の前に表面麻酔(塗るだけのもの)を行い、注射器による痛みを軽減しています。

もし麻酔が必要な治療を検討している方は、こういった
歯科医院を選ぶと安心でしょう。

治療後もしばらく効果が続く

歯科医院で使用する麻酔の効果は、1〜2時間ほど続きます。
そのため治療後も麻酔が続き、そのしびれや違和感を不快に思う子供も多いです。

また不快感に加え、麻酔は感覚がなくなるので食事などにも支障をきたします。
麻酔が効いている中で食事をすると、感覚がないことから舌や頬を強く噛んでしまい、怪我に繋がる可能性があります。

治療後のお食事などは、最低でも治療から2時間は空けるようにしましょう。

アレルギーが出る可能性がある

麻酔は稀に偶発症が出る可能性があります。

これまでに以下のような事例が報告されているので、危険性についても理解した上での治療が大切です。

・アレルギーによるアナフィラキシーショック
・過呼吸
・神経原性ショック
・麻酔中毒

これらは実際に麻酔を投与してみないと起こるか分からないため、少しでもリスクを下げるためにもお子さまが大きくなってからの使用がおすすめです。

小児科で使われる麻酔の種類とは!?

麻酔には様々な種類があり、歯科医院で最も多く使われているのが、注射器で麻酔を歯茎に注入する“局所麻酔”です。

その他にも色々な麻酔法があります。それぞれ解説していきます。

局所麻酔

治療部位の歯茎に注射器で麻酔を注入する方法です。
価格の安さや注入の手軽さから多くのむし歯治療で使用されていますが、注入時に痛みを感じるのがデメリットと言えるでしょう。
注射の痛みを抑えれる表面麻酔をすることも可能です🉑

予防接種など腕への注射に慣れているお子さまでも、歯茎の注射は痛みや違和感が強く泣いてしまうこともあります。
一般的な方法ではありますが、大人でも痛いと感じるかたも多く、一瞬ではありますが痛みによる我慢が必要となります。

全身麻酔

歯科医院で全身麻酔はほとんど行いません。
大人でも親知らずの手術などで稀に使用する程度で、小児歯科で全身麻酔は基本的にはないと思って良いでしょう。

笑気吸入鎮静法

鎮静作用のある笑気というガスを吸って、不安や恐怖心をなくしリラックスした状態にする麻酔法です。
ぼーっとする感覚はあるものの眠りはしないので、完全に痛みを消せるわけではないのがデメリットです。
※当院では取り扱いがございません。

静脈内鎮静法

麻酔薬を点滴で血管内に入れる方法です。
意識がほぼない状態になるので、眠っている間に治療が完了するのがメリットでしょう。

麻酔薬の量は患者さまに合わせて変更するため、お子さまへ必要以上に投与することはありません。
※当院では取り扱いがございません。

歯科医院での子供への麻酔は、基本的にはおすすめできません。
やはり重度のむし歯になる前に来院し、むし歯を治すことが大切です。

子供のむし歯は進行が早くどうしても麻酔での治療が必要な場合もあります。
その際は痛みの少ない局所麻酔を選択しましょう😊

お子さまの歯の状態によっても最適な方法が異なるので、まずはお気軽にご相談ください。

名古屋市南区
こぎそ歯科医院
歯科医師
小木曽太郎

歯のお悩みはご相談ください。
\診療のご予約はこちらから/
↓↓↓ CLICK ↓↓↓