痛いときには、痛み止めは我慢せずに服用するようにしましょう💊|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

名古屋市南区大磯通 5-4-1

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痛いときには、痛み止めは我慢せずに服用するようにしましょう💊

歯科でよく使われるお薬
鎮痛剤と抗生物質について💊

今回は歯科で出るお薬について
むし歯の菌に神経を侵されて神経の処置をした後や、歯周病や歯の根っこの病巣が原因で歯茎が腫れた場合や転んだりして歯やその周りの組織を傷めてしまった時、抜歯をした際など、いろいろな歯科処置の際にお薬は必要となります。

歯科で使うお薬は、主に鎮痛薬(痛み止め)と抗生物質(化膿止め)があります。

当院で使用しているお薬はどのようなものがあるのか、そしてそれらのお薬はどのようにして効くのかを紹介していきます。

また特に、妊娠されている方や授乳中の方、心疾患や脳疾患などで血液をサラサラにするお薬を飲まれている方の服用に関しての注意点などもあります。

歯科医院から処方されたお薬を服用した経験がある方もいると思います。
今まで処方されたことがなくてもこれからあるかもしれませんし、ご自身のお子さまや親兄弟などが服用する機会があるかもしれません。
ぜひ一度読んでみて下さいね。

【鎮痛薬(痛み止め)について】
鎮痛薬には大きく分けて、中枢に作用する解熱鎮痛薬と局所に作用する抗炎症薬があります。

解熱鎮痛薬とは!?
カロナールというお薬があります。
脳の体温中枢に作用して熱を放散させます。また、痛みを感じる視床と大脳皮質に働きかけて痛みを感じにくくする作用があります。

抗炎症薬とは!?
ロキソニン(ロキソプロフェン)・ボルタレンというお薬があります。
局所に刺激があると、体はプロスタグランジンという炎症と痛みの原因となる物質をその局所に作り出します。抗炎症薬はそのプロスタグランジンの作れなくする作用があるため、痛みと炎症が治まります。

よくできるだけ痛み止めは飲まない方がいいと飲まれない方がいらっしゃいますが、

炎症を治める効果もありますので痛みがある場合には、無理せず用法容量を守って服用するようにしましょう💊

⚠️妊娠中・授乳中の方
抗炎症薬は分娩が遅くなったり胎児の体に影響が出たりすることがあるため服用は避けた方が良いでしょう。
特に妊娠12週までの方や妊娠後期から末期の方はできるだけ避けます。
使わないと仕方ない場合には解熱鎮痛薬の方だと比較的安全だと言われております。

⚠️血液をサラサラにするお薬を服用している方
抗炎症薬だと、飲み合わせによっては血液が必要以上にサラサラになったり、抗炎症薬が効きにくくなったりするので注意が必要です。
解熱鎮痛薬の方を服用してもらいます。

【抗生物質(化膿止め)について】
抗生物質には非常にたくさんの種類がありますが、菌への作用の仕方で主に2つに分けることができます。

“人にはない構造を狙い撃ち“
菌には、人の細胞は持っていない細胞壁という構造があります。
その細胞壁という構造を見つけて攻撃する種類のものがあります。
人の細胞にはない構造を狙うので、人体に影響は少ないと言われているペニシリン系の抗生物質で、殺菌的な抗菌作用を示します。
通常、呼吸器感染症、皮膚感染症、耳鼻科感染症、尿路感染症、歯性感染症(歯科口腔感染症)など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

“人細胞との感受性の違いを利用して攻撃“
人の細胞よりも菌の方とくっつきやすい性質(感受性)を持った物質を利用しているお薬です。
ジスロマックというお薬があります。

⚠️妊娠中・授乳中の方
治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用します。また、使用する場合は比較的安全とされている先方の方を主に服用してもらいます。

⚠️血液をサラサラにするお薬を服用している方
飲み合わせによっては副作用が出る場合があるので注意が必要です。
必ずお薬手帳を歯科医師にお見せください。

体の状態や現在服用されている他のお薬などで、使用するお薬を変えたり、使用する際に注意が必要なことがあります。

現在の自分の体の状態や飲んでいるお薬を把握しておくことがとても大切です。
少しでも心配な点がありましたら、お気軽に歯科医師にご相談くださいね😊

名古屋市南区
こぎそ歯科医院
歯科医師
小木曽太郎

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