クリーニングはしましたか!?汚れのついた状態ではむし歯の再発リスクに!?|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

名古屋市南区大磯通 5-4-1

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クリーニングはしましたか!?汚れのついた状態ではむし歯の再発リスクに!?

当院では、むし歯治療を行う前に、歯科衛生士がお口の中をクリーニングします。

クリーニングというと、定期検診やメンテナンスで受けるイメージが強いため、どうして治療前に行うのか疑問に感じる方もいると思います。

どうしてむし歯治療の前にクリーニングするの!?

お口の環境を整えるのには理由があります🦷

むし歯治療前に行う“クリーニング”で清潔な口内環境を作り上げます😊

当院では、むし歯治療に入る前もしくは同日にSC(スケーリング)、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)、TBI(ブラッシング指導)を実施します。

TBIは、患者さまが適切なセルフケアを実施できるよう、ハブラシの効果的な使い方などをするハミガキ指導のことをいいます。

これらをむし歯治療前に行うことで、
患者さまが適切なハミガキをして、衛生的な口内環境を構築・維持しやすくなります。

汚れのついた状態で治療をするとどうなる?

従来のむし歯治療は、とにかく悪くなった部分を削ってレジンを詰めたり、詰め物・被せ物を装着したりする方法が主流でした。

その方法ならむし歯治療も比較的早く終わるため、一見するとメリットも大きいように思えますが、実際はそうではありません。

歯垢(プラーク)や歯石が付着している状態では、むし歯を削り取って健全な歯面が細菌に汚染されてしまいます。

詰め物・被せ物を装着してきれいに治したように見えても、歯質との間に細菌が残り、しばらくするとむし歯が再発するリスクがあります。

特に歯の神経を抜く抜髄という治療では、神経を抜いた内部や歯根にまで細菌が入り込むことも考えれ、
歯の内部からのむし歯が広がったり、歯の根に感染し、歯茎が腫れ、膿が出たり、痛みがでることもあります。

そして最も汚れをとる必要性とは、

むし歯になった原因を取り除く必要があるからです!!

むし歯治療を受ける際には、その歯がなぜむし歯になったのかを考えてみましょう🦷

ほとんどのケースでは、ハミガキが不十分で歯垢(プラーク)・歯石が堆積し、むし歯菌の繁殖が原因でむし歯になっています🦠

その状態を改善しないままむし歯治療を行ってもあまり意味がないと思いませんか?

口腔ケアの習慣というのは、ある日突然、大きく変わるものではなく、
専門家による適切なハミガキ指導がなければ、むし歯治療後も同じようなハミガキをしてしまうことでしょう🪥

その結果、まったく同じ部位にむし歯が再発して再治療が必要となり、さらに多くの歯質を失うことになるのです。

それが繰り返されていけばいつか歯を失うことになります。

つまり、原因を除去しない限り、時間と場所を変えてむし歯になってしまいます。

それを繰り返さないためにも、当院では、むし歯治療前のクリーニングやハミガキ指導を重視しています。

失った歯質は元に戻りません‥
身体を構成する細胞・組織・器官の多くは、傷付いても再生し、骨折した場合も骨が折れたら再度、骨はくっつきます。

しかし歯の場合は歯が折れたらそれで終わりです。もとには戻りません。

むし歯、むし歯菌に溶かされた歯質も再生されないのです😭

むし歯治療には歯の切削という処置が欠かせないことから、
むし歯の再発リスクは可能な限り抑えていきたいです。

天然歯の大切さをみなさまに知ってほしい🦷
初期治療のクリーニング重要性も理解していただけたらと思います。

むし歯治療前に歯科衛生士がお口の中のクリーニングを行う理由について、医院側からもしっかり説明をしていきたいと思います!

むし歯は細菌感染症の一種で、口内環境を整えない限り、何度でも再発します。
そのため治療前のクリーニングやブラッシング指導がとても重要です。

当院ではこれからもむし歯治療前にクリーニングの実施の取り組みを通じて、再発リスクの低いむし歯治療を提供していきたいです😊

※急性のお痛みがある場合などは、もちろん処置を優先することもございます。

当院では院長であるたろう先生より現在の状態、治療方針、治療方法、患者さまの同意まで丁寧にお話しさせていただきます。
疑問やご不安なことがございましたらお気軽にお尋ねくださいね。



名古屋市南区
こぎそ歯科医院
歯科医師
小木曽太郎

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