【むし歯】は多くの人が悩む歯のトラブルです。

初期の段階では痛みや違和感があまりなく、気付かない方がほとんどです。

むし歯の進行度（C0～C4）

むし歯の進行度はC0からC4までの5段階に分類されます。

Cというのは「カリエス」＝「むし歯」のことです、そして0（オーと言われます）から4までレベルを表します。

数字が大きいほどむし歯が進行しています。

また、進行度によってむし歯の状態や治療方法が異なります。


各進行度の特徴とは！？

【各進行度の特徴】

C0（未治療）

むし歯の初期段階で、まだ進行していない状態です。初期症状や痛みはありませんが、むし歯の進行を防ぐために適切なケアが必要です🦷

C1（エナメル質）

むし歯がエナメル質に達している段階です。
歯の表面に白い斑点が現れることがありますが、この段階では、フッ素塗布や適切な歯磨きなどによる予防ケアが重要です🦷

C2（エナメル質と象牙質）

むし歯がエナメル質から象牙質まで進行している段階です。むし歯の穴ができ、歯と歯茎の間が白く見えることがあります。この段階では、早めの治療が必要です🦷

C3（象牙質）

むし歯が象牙質まで進行している段階です。奥歯の溝や歯と歯茎の間が黒くなることがあり、この段階では、歯の根管治療や被せ物の治療が必要となる場合があります🦷

C4（象牙質と神経）

むし歯が象牙質から神経に達している段階です。冷たい物や甘い物を摂取すると強い痛みが生じることがあり、この段階では、神経治療や抜歯が必要な場合があります

このように、むし歯の進行度はC0からC4までの5段階で分類されます。
進行度によってむし歯の状態や治療方法が異なるため、早期のむし歯の発見と適切なケアが重要です🦷
定期的に歯科検診を受けましょう♪


むし歯の初期症状とは！？


1️⃣歯の表面が変色する

むし歯が進行すると、歯の表面に白い斑点や茶色の変色が現れることがあります。
これはエナメル質の崩壊や着色物質の沈着によるものです。

2️⃣歯と歯茎の間が白くなる

むし歯が進行すると、歯と歯茎の間に白くなった領域が見えることがあります。これはエナメル質と象牙質の境目でむし歯が進行している証拠です。

3️⃣奥歯の溝が黒くなる

奥歯は、多くの溝があり、食べかすや細菌が溜まりやすい箇所です。そのため、むし歯が進行すると、奥歯の溝が黒くなることがあります。

4️⃣冷たい物や甘い物がしみる

むし歯が進行すると、冷たい物や甘い物を摂取するとしみることがあります。むし歯が神経に達しているため、刺激によって痛みが生じるのです。

これらの初期症状が現れた場合は、早めに歯科医院を受診するようにしましょう🦷

歯科検診や適切な治療が必要です。

むし歯の進行を防ぐためには、日常の歯磨きや予防ケアの徹底が重要です。定期的なメンテナンスでむし歯の有無のチェック、歯周病の検査、クリーニング、必要であればブラッシング指導を受けることでむし歯を予防します🦷

名古屋市南区
こぎそ歯科医院
歯科医師
小木曽太郎

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