ハミガキで出血🩸
放置してもいいの?
ハミガキの際の出血というのは、多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか?
歯茎から出血しても、特に痛みがなかったりするとそのまま放置してしまうかもしれませんが、頻繁に出血する場合には、何らかの治療が必要な場合がありますので、歯科医院を受診することをおすすめします🦷
歯茎の出血が起こる場合に考えられる病気、そしてその対処法についてご紹介したいと思います😊
ハミガキで出血する場合に考えられる病気とは!?
ハミガキで出血する場合の多くは、歯周病が原因です。歯周病とは、歯茎に炎症が起きる病気で、歯に溜まった歯垢(プラーク)のなかに含まれる細菌によって起こります。歯周病には、歯茎のみに炎症を起こす歯肉炎(子どもや若者に多い)と、骨にまで炎症がおよび骨を溶かしてしまう歯周炎(成人以降に多い)があります。
どちらも代表的な症状として歯茎の出血が見られます。
そのため、歯茎の出血が続く場合には、まずは歯周病を疑い、歯科医院を受診することをおすすめします。
早期発見早期治療が大切です✨
また、歯周病が原因でない場合もあります。これはあまり頻度としては多くありませんが、血液の病気、主に白血病、血友病、血小板減少性紫斑病などが関係しているものです。ただし、このような病気の場合には、歯茎からの出血だけでなく、鼻血が出やすかったり、内出血が起こりやすかったりといった症状も一緒に出ることが多いので、もしそのようなことがある場合には、早めに医科、もしくは歯科を受診するといいでしょう。
歯茎出血への対処法は!?
ハミガキの仕方🪥
ハミガキが正しい方法でできていないことで、歯茎が出血しやすい場合があります。歯周病は歯と歯茎の境目に歯垢(プラーク)がたまることによって起こりやすくなり、歯茎が炎症を起こして出血しやすくなります。
歯茎から出血しやすいという方は、まずは歯と歯茎の境目にしっかりと歯ブラシの毛先を当てて優しく小刻みに磨いてみましょう。そうすることで、2〜3日で出血が起こらなくなることもあります。
歯周病治療とは!?
ハミガキだけで出血が止まらない場合には、歯石がついてしまっているまたは歯周病が進行している可能性があります。
歯科医院での歯科衛生士による機械的な歯石取りのクリーニングや歯周病によってできた歯周ポケット内部のクリーニングがすることが必要となりますので、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう😊
適切なブラッシング指導をおこない、歯石をとるだけでなく歯石がつかないように、そして歯周病を予防していきます!
歯周病になっていても、なっていなくても、いずれにしても歯の周囲の汚れは定期的に落とすことが歯周病を発症、悪化させないためには重要です🪥
ぜひ、歯科医院で定期的なクリーニングを受けるようにしましょう♪
6/4から一週間はむし歯の予防週間です😊
むし歯だけでなく歯周病も予防していきましょう🦷