治療後銀歯がしみる!?|名古屋市南区の歯医者|こぎそ歯科医院

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治療後銀歯がしみる!?

昨日は歯がしみる原因をお話しましたが、今日は治療後セットした銀歯がしみるケースのお話をします!
銀歯がしみる?なんで?と思われる方もいると思いますが治療後すぐの銀歯は神経が敏感になっているため、しみる方が多くいます。患者さまの中には、時間が経ってからしみる症状が現れる方もいらっしゃいます。大体は、2~3日程度で症状が消失しますが、長い方だと1.2か月かかる方もいます。しみがなくならない場合や何もしないでもズキズキいたい場合は神経の処置が必要な場合があります。

どうして治療した歯がしみるの?

神経が敏感になり、刺激を感じやすい

歯の表面のエナメル質は身体で一番硬い部分です。エナメル質の内側には神経が通っており、中はあまり硬くありません。神経が敏感になるのは、むし歯などを削った刺激が神経に伝わるためです。これにより、冷たいものの刺激や痛みを感じるようになります。
歯科医院を訪れても、特に何もせず経過観察で様子を見る歯科医師がほとんどです。それは時間が経てば新たな象牙質(第二象牙質)ができ始めて、しみる症状が少しずつ治まっていく可能性が高いからです。神経は一度とったら元には戻りません。

余談ですが、2月にたろう先生に治療してもらった奥歯、治療後しみる症状と噛むと痛みがありました。何もしなければ痛くない。たろう先生の診断は経過観察、神経にかなり近かったから2.3か月は様子見でした!先日思えば症状がなくなってました神経とらなくて良かった〜話w

銀歯は熱伝導で神経に温度が伝わりやすい

銀歯に使用されている金属は熱伝導の特性を持つため、神経に飲食物の温度がよく伝わります。これにより、銀歯装着してすぐ物を食べるとしみたり、痛みを感じたりします。この症状は、治療終了して時間が経過していないときによく現れますが、長続きはしません。第二象牙質と呼ばれる象牙質ができ始めると、外部からの刺激をガードする働きがあるので少しずつ症状改善していきます。しみる症状や痛みが気になる方は、できるだけ極端に熱いものや冷たいものを摂取しないようにして、かたいものは反対側で噛むようにして安静にしましょう

神経が軟弱になると刺激を感じやすい

歯の神経はできるだけ残す治療傾向で、神経温存を推奨しています。神経まで細菌に汚染されていない場合は、神経はできるだけ除去しません。ただ、弱った神経がなかなか回復しないと、外部から刺激を受けしみる可能性があります。
大体の場合は、時間が経つにつれしみる症状が減少していきます。しかし、しみる症状がなくならない、徐々に痛くなってきた、なにもしなくても痛いときなどは、神経の処置を行います。

つめたいものがしみるのは、歯から異常を知らせるサインです!口腔内でなんらかの異常が発生していると考えられます。そのままにしていても良くなる可能性は低いのでまずは歯科医院を受診しましょう歯や歯茎に何らかの異常を感じた場合はお早めの受診をおすすめします。検査診察のうえ患者さまに最適な治療をご提案いたします。