妊娠中は、歯周病菌などの口の中の細菌が増えやすい時期です。お口のケアをおろそかにすると、むし歯や歯周病が悪化してしまいます。
「つわりでしっかりハミガキができない！」「どうしたらいいの？」と、気にされている妊婦さんに、妊娠中のお口のケアのコツをお伝えします、決して無理はせずできること試してみてください😊
ハミガキができないときの対処法
つわりで体調がよくないときは、ハミガキがきちんとできなくても大丈夫、あまり気にしすぎないようにしてください！
まずは時間にこだわらずに、1日のうちで調子のいいときに磨いてみましょう🪥朝昼晩3回、食事のあとなどは一旦忘れましょう。
寝ている間はお口の中の細菌が増えやすくなるので、できるだけ夜寝る前に磨けるのがいいですが、どうしても無理なときはお口をゆすいで汚れを洗い流すようにしましょう。少し強めにゆすげたらなおよいです👍
殺菌作用のある薬用デンタルリンスなどを使用してうがいをすると、少しお口がすっきりして、気分が良くなるかもしれません😊
妊娠中の歯磨きのコツ🪥
“磨く“よりも、サッサと“掻き出す”といいです👍
汚れが溜まりやすい歯と歯の間や、歯と歯ぐきの境い目、奥歯の噛む面です。
ハブラシの毛先を歯や歯ぐきの境い目に当て、軽い力で1本ずつ小刻みに動かします。汚れを掻き出すイメージでやってみてください。
妊娠中は、においに敏感になる方もいるので無香料の歯磨き粉に変えたり、歯磨き粉をなしで磨くのも試してみるといいです。
妊娠中はハミガキに限らず、例えば食べ物なんかは昨日まで大丈夫だったのが今日からダメ、逆に昨日までダメだったのにいきなり大丈夫になったりと毎日変化します。
私はカップラーメンしか食べられない時がありました…結構あるあるですよね😊栄養が…と心配になると思いますが助産師さんには「つわりのときは食べれるものを食べておけば大丈夫だよ、お母さんの身体には今まで蓄えてきた栄養がちゃんとあるから赤ちゃんはちゃんと育ちますよ」と言っていただいて安心しました。
なのでハミガキも無理せず、できることからできるときにやってみてくださいね✨✨
嘔吐感を感じる方は、大きなお口を開けなくても磨けるように、ハブラシのベッドが小さめのに変えてみるのも効果があります。例えば子ども用のハブラシを使うのもありです🪥他には、ワンタフトブラシという先が丸い小さな毛束になっているハブラシもおすすめです。
唾液がお口にたまると気持ち悪くなることがあるので、下を向いて磨いてみましょう。
妊娠中でも安心して歯科医院を受診してください。当院にはママさん衛生士さんも複数在籍しております。おなかの赤ちゃんに配慮した治療やクリーニングを行い、妊娠中にどういったことに気を付けたらいいのかなどのご相談にもお答えいたします。
心配ごとや不安ごとお気軽にご相談ください😊
当院は名古屋市が実施している妊産婦検診【妊産婦歯科診査】の協力歯科医療機関です。
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