定期的なメンテナンスを生活習慣の一部に🦷|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

名古屋市南区大磯通 5-4-1

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定期的なメンテナンスを生活習慣の一部に🦷

メンテナンスとは、むし歯や歯周病になる前に予防する、健康なお口の状態を維持させるための治療です。もしくはすでに悪くなった部分を改善し、今後同じような状態にならないよう維持させるための治療です🦷

【歯科医院でのメンテナンス】と、【ご自宅でのケア】をしっかりすれば歯を守ることができます。

現在お口の状態でお悩みのない方が“歯の大切さ“を理解するのは難しいかもしれませんが…歯を失った場合、イメージされているよりも生活の質が大幅に落ちてしまうのが事実です!

これから予防の大切さについてより多くの情報を発信していきたいと思います。1人でも多くの方に伝われば嬉しいです。

みなさんは“バイオフィルム“をご存知ですか?
毎日ハミガキをしていても除去できない目に見えない細菌の膜です🦠

わかりやすく例えると、毎日台所の三角コーナーの中にある「生ごみ」を捨てますよね。
これがお口の中でいう、“ハミガキ”にあたります。
でも毎日生ごみを捨てていても1ヵ月もすると、“ヌメヌメ”してきます、実は、これと同じことがあなたのお口の中でも起きているのです。この“ヌメヌメ“が“バイオフィルム“です🦠

この三角コーナーのヌメヌメをきれいにするためにおそらく、クレンザーなどの強力な洗剤を使用して、元通りのピカピカの状態に戻しているとおもいます。
それが歯科医院で行われる歯科衛生士によるプロフェッショナルケアです🪥

“バイオフィルム“
残念なことに歯磨き粉だけでは口の中の“ヌメヌメ”を完全に落とし切ることができません。これが、毎日、歯を磨いていてもむし歯・歯周病になってしまうメカニズムです。

お口の中にできる“ヌメヌメ”をバイオフィルムと呼び、むし歯菌・歯周病菌などにとってのバリアのようなものといえます。このバリアを壊して除去しない限り、むし歯菌・歯周病菌などに直接効果的な攻撃を加えることができないのです🦠

このバリア“バイオフィルム“を除去するためには、歯科医院で特殊な機材を用いたメンテナンスを受ける必要があります。

1. 予防のプロである「歯科衛生士」

歯科医院には、歯科医師以外に「歯科衛生士」という国家資格を持ったプロが在籍しています。歯科衛生士とは、「予防」「歯周病治療」のプロです🪥

2. 「超音波スケーラー」と「手動のハンドスケーラー」の使い分け

歯科医院で行う予防処置では、むし歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)や歯石を除去することが治療となります。主に「超音波スケーラー」と「手動のハンドスケーラー」の2種類があります。それぞれメリット・デメリットがあり、交互に使い分けることで最大限の効果を発揮します🦷

超音波スケーラーとは!?
超音波の振動を使い、歯に付着した歯石等を効率よく除去していきます。お水が出ますので、バキュームでお水を吸いながら行います。

メリット
短時間で広範囲の歯石除去ができる

デメリット
広く浅く歯石除去するので、歯石の取り残しの可能性がある。

手動のハンドスケーラー!?
特殊な機材を使わず、手動で歯石除去をしていきます。

メリット
ていねいに時間をかけて行うので、徹底的に歯石除去ができる

デメリット
時間がかかる
歯科衛生士の経験、技術が問われる

当院ではこの2つのスケーラーを使い分けることで、効率よく徹底的に歯垢・歯石を除去していきます。

3. お一人おひとりに合った適切な「ブラッシング指導」

むし歯・歯周病を予防するためにお一人おひとりに合ったブラッシング方が存在します。
ブラッシングはただ磨けばよいというものではありません。
多くの方は「磨いた」という事実だけで満足してしまい、肝心の「汚れ」が取れていない場合があります。

「ご自宅のセルフケア」と「歯科医院でのクリーニング」の2つが重要で、どちらか一方が欠けてしまっては意味がありません。

当院では適切なブラッシング指導、そして「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」の適切な使い方も積極的にお伝えしておりますので、是非覚えて実践してみてください😊

歯科医院での予防処置では主に歯石・歯垢を除去する事ですが、「本来の歯の白さがよみがえる🦷✨」と患者さまに嬉しいお言葉をいただきます。
歯石などを除去するとともに、ヤニ、茶渋などの着色も一緒に除去できるからです。
いま流行りの【ホワイトニング】もこの本来の歯の白さが出ていなければ効果が半減です…ホワイトニングにはメンテナンスが必要不可欠なのです🦷

定期的2~3カ月に一度クリーニングに通うことで、むし歯・歯周病の予防にもなり、歯の白さを維持でき一石二鳥です✨

定期的なメンテナンスの絶大な効果とは!?

歯科医院での定期的なメンテナンスを「した方」と「そうでない方」の80歳になったときに残っている歯の本数にはメンテナンスを「した方」と「そうでない方」には9本近くの差がでると言われています。

そうは言っても「2~3カ月に1回の定期的メインテナンスは面倒だし、費用も高くなりそうだなー」と思われる方も多いと思います。
しかし、結果はなんと
定期的に通院した方が約300万円も治療費コストが節約できると言われています(!)

80歳になっても自分の歯で美味しい食事を🍽️

「歳をとれば、自然に歯が抜けてしまうものだ」事実は違います。若いころから歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、多くの歯を残すことが可能です。

歯を失うことの辛さは、実際に失った方でないと分りません。
毎日のブラッシング、定期的なメンテナンスを生活習慣の一部に組み込むことがとても大切です!