“歯科恐怖症“の方への治療の配慮|こぎそ歯科医院|名古屋市南区の歯医者

名古屋市南区大磯通 5-4-1

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“歯科恐怖症“の方への治療の配慮

「歯医者さんに行くだけで泣いてしまう」
「歯医者さんに行くことが異常にこわい、手足のふるえ」
「歯医者さんの予約時間前に動悸がする」
「治療が嫌でたまらない、痛いのは嫌だ」

こういった症状はありませんか?
それは、歯科恐怖症かもしれません。

実際には“歯科恐怖症“という名前の病気はありませんが、当てはまる患者数は全国に500万人、20人に1人いるとも言われています。


歯医者さんが嫌な理由は何ですか!?

思い当たる理由がある方もいれば、なぜ歯医者さんが怖いのか、なぜ歯科治療が嫌なのか、患者さま自身でさえ理由がわかっていない場合が多くあります。

こどもの時からなんとなく怖くて行けないという方もいらっしゃいます。原因としてよくあるのが、過去に受けた歯科治療があまりにも痛かったり、怖い思いをしたなど“トラウマ”によるものです。

歯医者さんが怖いという方によくよくお話しを聞いてみると、

「痛かったら左手をあげてください」と言われたから勇気をだして手をあげたのに「我慢してください」と歯科医師に言われ、そのまま治療を続けられた。

こどもの頃に歯科衛生士さんや歯科助手さん数人に無理やり押さえつけられて治療を受けて怖い思いをした。

麻酔の効きが悪く、痛みを言い出せずに激しい痛みを我慢しながら治療をした。

治療前の麻酔の注射が痛かった。


このような過去の歯医者さんでの怖い、痛みや不快な経験が、いわゆる“トラウマ”になっている方がいらっしゃいます。

このような“トラウマ“が原因で歯の治療はもちろんのこと、歯科医院そのものに対して、心と身体が過剰に拒否反応を起こしてしまうのです。
頭では大丈夫だと思っていても、“トラウマ”はどこかで覚えていて手足が震えてしまうなんてこともあります。

“歯科恐怖症”の患者さまはうまく治療が進められないことに「すみません」と何度も謝ってくださることがありますが、患者さまに否はありません。

このような気持ちを抱えたまま「せっかく頑張って来たんだから」と痛みや苦痛なことを我慢する患者さまの中には、緊張や恐怖心で震えが止まらなくなったり、動悸が激しくなり呼吸困難を起こしたりする場合もあります。

残念ながらこのようなことを繰り返している患者さまは少なくありません。

一度でも“歯科恐怖症”になってしまうと、痛みに配慮した歯科治療だけでは解決できないことも多く、特別な配慮や治療で対応することが必要となります。
【静脈内鎮静法】での半分眠ったような状態での治療が必要な場合には、大学病院との連携で紹介させていただくことも可能です?


“歯科恐怖症“の方への治療の配慮

安全に歯科治療を行うためにも“歯科恐怖症“の克服はとても重要です。

歯科治療を行うにあたって、患者さまの精神的な不安や緊張を取り除き、安心に快適にノンストレス状態で治療を受けていただくことが理想です。
そのため治療の前にはカウンセリングをしっかり行い、痛みや恐怖への配慮はもちろん、麻酔に関しても表面麻酔をしてから麻酔を行うことも可能です。
不安な方はご相談ください。

診療台に座っただけでも恐怖心が強まってしまう方も、まずは診療室の雰囲気に慣れ、たろう先生とお話しすることから始めてみませんか?

レントゲン撮影をして、治療方針を決定した上で、治療工程の内容など細かくお話しをさせていただき、次回から治療をスタートすることも可能です。
どんな治療をするかを分かったうえで再度ご来院いただくことで歯科治療を最小限のストレスで受けていただくことができます。
不安な方はお気軽にご相談ください。

当院では、“歯科恐怖症”に関わらず患者さまとの対話を大切にいたします。歯科治療を行ううえで患者さまとの信頼関係がとても大切だと考えているからです🦷
少しでも不安や心配に思うことがございましたらなんなりとお話しください♪